競合を調べる

さて、そのグループ、テーマについて、言葉で検索をかけましょう。上位に並んでいるサイトの中を見てみましょう。まずはデザインは置いておきましょう。コンテンツ、中身の文章はどうでしょうか?ページの分量はどうでしょうか?このサイトより、自分が書いたほうが、もっと面白い、もっと詳しいことが書けるでしょうか?あるいは、独自の視点で、違う立場で、書くことができるでしょうか?
そういった目で、自分の経験の様々なことが、検索エンジンの上ではどうななのか調べてみましょう。調べる際に、同義語や上位の概念など、言葉を変えて試してみるのも大事だと思います。
従来は、ここでSEOのテクニック的なことを駆使した上で、勝てるだろうかと考えるように書かれている本があったのですが、今では、その種のテクニックはほとんど無意味です。純粋に内容の勝負で、自分のほうが、ボリュームや独自性も含めて、既存のサイトよりも書けそう、優れたことを提供できそうな事柄を、サイトのテーマのベースにすえるほうがいいでしょう。ここで無理な、不可能なテーマを選んでしまうと、個人の場合は、サイトの品質を長期にわたってあげていくモチベーションが続きません。
いくつか適合しそうな、自分にあいそうなテーマがあるならば、次に、検索結果に出てきている広告を見てみましょう。広告をクリックする必要はありません。そのテーマにマッチした広告が出ているでしょうか?数はどうでしょうか。たくさんのマッチする広告がでているなら、広告を出したいと思う広告主が多いということになりますし、たぶんクリック単価も高めに設定されているだろうと期待が持てます。厳密に比較したい場合は、アドワーズのアカウントをとって調べてみてもいいかもしれません。

アドワーズのアカウントですが、収益を考えるサイトの運営では、一度は、広告を出す側の気持ちになってみることも重要だと思います。
アドワーズのキャンペーンの案内などが届いたら利用してみましょう。数千円は無料で使えます。効果的と思えば、そのまま広告を使い続けてもいいでしょう。広告を出す側の気持ちを理解することで、CPCを上げるためのヒントを得たり、CPCが高くなるであろうテーマを選ぶ手助けにもなるでしょう。

関連キーワード

関連ページ

はじめに 対象の読者は個人です
Googleさんのアドセンス部に参加させていただいて、最後の週のテーマは「サイトの品質と向上」でした。前々日に、Googleの担当者さんからハングアウト ブロードキャストに出演しませんかというオファーをいただいて、嬉しくも思いましたし、これまで参加したセミナーなどの対応もよくて、協力しようと思ったのですが、当日の在所の回線、帯域が不安定で出演は断念することになりました。しかし、文章でまとめてお
サイトの品質向上の必要性
個人が、サイトを作ってアドンセスやそのほかのアフィリエイトで、お小遣いを稼ぎたいと考えた際、市販に出回っている、様々なアフィリエイトの書籍や、WEBなどで情報を集めるのでないでしょうか。私もその一人でした。 しかし、ここでしっかり認識しておきたいのは、2012年のGoogleの検索エンジンのアルゴリズム変更(パンダアップデート、ペンギンアップデート)によって、それらの書籍で重要視されて紹介されて
サイトのテーマ
会社や企業がビジネスをする時には、強みと弱みを分析します。自分の会社の強みと弱み、そして周辺のビジネス環境の状態のリサーチです。 品質の高いサイトを作るには、エネルギーがいります。個人がサイトをガッツリ作る場合、己を知って、サイトのテーマや方向性を適切に選ぶ必要があります。またある程度収益を意識するならば、競合がどれくらいあるのかも考えておきたいところです。 「お小遣いを稼ぎましょう」系の
自己分析、自分の棚卸
さて、企業が自らの弱み、強みを把握するように、まずは、自己分析をしてみましょう。自己分析というと、重そうですが、自分のやってきたことの棚卸、自分の歴史です。職歴、趣味、人生のイベント、遊んだことなど、とにかく箇条書きにしてみましょう。エクセルを推奨します。 私は、失業してハローワークを利用していた時期があるのですが、その際、職務経歴書を書く際に重要になったのが、経歴、経験のリスティングです。数十
グルーピング
自分の人生の歴史、自分の経験の棚卸のマスターのリストが、ある程度できたら、グルーピングをしてみましょう。数がそろえば、途中でもいいでしょう。また、しばらくすると思いだせることもありますから、その時に追記すればいいだけです。 数ですが、数百は出てくると思います。それくらいになるまで、粒度を細かくしましょう。ここまで書き出して眺めていると、何となく、同じ仲間になりそうな経験や体験が見えてくる
競合を調べる
さて、そのグループ、テーマについて、言葉で検索をかけましょう。上位に並んでいるサイトの中を見てみましょう。まずはデザインは置いておきましょう。コンテンツ、中身の文章はどうでしょうか?ページの分量はどうでしょうか?このサイトより、自分が書いたほうが、もっと面白い、もっと詳しいことが書けるでしょうか?あるいは、独自の視点で、違う立場で、書くことができるでしょうか? そういった目で、自分の経験の様々な
経験と独自性
さて、自分の経験や体験から、他の人よりも書けそうなテーマを見つけたとしましょう。自分の経験や体験というのは、多くの場合、独自性が高くなる可能性を持っています。しかしいくら自分の経験、体験と言っても、単純に「何をした」だけでは、実は差が出ないこともあるでしょう。事実や情報の羅列だけでは誰が書いても一緒です。 その時に考えたこと、見えたこと、当時の自分の状態などまで、細かく、具体的に書きすすむことが
実名の公開
個人でサイトを運用し、特にコンテンツの品質を上げようとする場合、最初にやったほうがいいのが、実名の公開だと思っています。 人間は、というか私の場合は、それほど立派なことばかりやっていられるわけでもなくw 匿名で書いていると、ついつい、書き殴りの文章になることもあります。(なってました)本名をGoogle+に出して、顔写真も出して、書いたものからリンクを張るようになると、やはり慎重になります。
弱者の戦術、個人が勝ること
ある事柄について、汎用的な一般的な、あるいは百科事典的な内容は、企業や会社が運用するサイト、またはウィキペディアなどに、個人の力が及ぶことは少ないかもしれません。おそらく物量戦でやられたら個人が太刀打ちできる領域ではないように思います。少なくとも、私には無理だと思いました。 企業や会社、ウィキペディアが出せないのは、「個人の色」「人間性」「人格」です。逆に言えば、個人が運用するサイトが明らかに勝
デザインの質
私は、プログラマー出身であるためか、デザインについては、どちらかといえば冷淡なのかもしれません。勿論、ユーザーの導線を適切に導くために考えるべきことはありますし、見栄えのいい適切なデザインを持つサイトのほうが、リピーターが増えるのは間違いありません。しかし、私の場合は、見栄えのためにエネルギーを使うのは、サイトの仕上げの段階で、いいと思っています。1サイトが、目指すボリュームの記事数を備えて、ある
時事の問題
北朝鮮のミサイルが時事ニュースになっています。もし、その記事を取り上げるのでも、一言二言だけでは、ニュースサイトの複写にすぎないことになります。 時事の問題に対して、速報性や、問題の専門性に、普通の個人が勝るのは難しいでしょう。(勿論、アジアや国際情勢の専門の方の個人サイトは別です) しかし、「もしミサイルのカケラが自宅に落ちてきて、損壊したら、火災保険はおりるのだろうか」と、自分が感じた問題
数年をかけて続ける
前職で、WEB開発を主体としている会社に勤務しており、私は開発プロジェクトなどがメインの業務でしたが、社内の別の担当者は、情報提供のサイトを運用し、アドンセスで収益もあげておりました。構築してサイトをオープンしてから、本格的に収益があがるまで、数年を要しました。会社でもそれくらいかかることもあります。個人が、しっかりとしたサイトを作るならば、収益が上がるまでに、3年かかってもおかしくないだろうと思